Japan賢人会議、Japan Visionの作成へ:メタ資本の形成

Japan賢人会議を、11月11日にスタートさせた。

二年計画で、Japan visionを作成し、公表する。

その第一回の報告、録画を公開しました。

 

http://tetsusanjin.wixsite.com/japanvision

 

今年は、2年おくれになってしまったがWIUのシステムをたちあげ、いま、いろいろな方たちの録画レクチャーを開始。

来夏までに体系を構成化する作業をすすめている。

その一貫から、Japan賢人会議をたちあげた。学者、経済人、さらにクリエーター、を交えたものにしていく。

 

国家論をしあげていて、どうしても必要であると痛感したためだ。

産業社会国家へ集約されたものが唯一のものになってしまっている様態にたいして、他の可能条件をさぐりあて、明証にしていかねばならない。とくに「資本」経済を復回させること。

資本をマネーであると錯誤してしまった誤認からときはなたれないと、何ごともすすまない。

「からだが資本だ」と日本語でさえ表現されるよう、それはお金や資産や利潤のことではない。

文化、歴史、政治、身体、認識、総体にかかわる資本である。

第2回は、春に、「老人と子ども」から、認知症と学習環境を基盤に、国家、市場経済を見直していく予定です。

老人が資本からはずされ、子どもは資本の芽であることが忘却されている。「労働力の商品化」から結果されてしまったためだ。

労働技能さえ資本ではないとされてしまった。「人は資本だ」と知られていながら、しかし賃労働環境ではそうならない。

経済は、賃労働世界だけではない。物質的最大利益を追求する経済だけが経済ではないのだ。