サッカー、ハ監督解任、遅すぎる決断。そして・・・

  • 2018.04.10 Tuesday
  • 13:05

 

ハリルボッチ監督の電撃解任というが、この監督のフランス人特有のスタンドプレイは、はるか前から見え見えであった。

ピッチ上での無意味なはでジャスチャー、そして試合後の体のいい言い訳。

そして、選手たちを、ただ競争だと焦らせ、実質競争にもならない。

試合組みたての無能さ。

ずっと前から、はっきりしていた。

選手たちのレベル総体は確実に上がっている、しかし、個人レベルでは世界水準には遠い。だが世界水準のチームの協働ワークの中で個々は機能する水準になっている。

日本特有の、述語的チームワークの力量がある、ザッケローニ前監督はそれを活かし切ったが、W杯では1勝もできなかった限界。

これを突破せねばならないのに、今回、予選通過が精一杯のハ監督。

ごまかし試合を続けた。

前回W杯の選手たちは、自分たちが出られるかどうかわからない、と前向きの競争、自己切磋琢磨に自覚的に突入していた、それを活かし組み立てることができていないハ監督。若手起用もバラバラ。

これでは、選手たちも、自分たちの動きにならない、不満が出るのも当然。

監督として、一番無能な仕方しかできなくなったハ監督。相性という問題でもない。日本選手や日本をバカにしている、なめている、知性がない。フランス的な悪しき面が出る典型になっている。

 

監督業の難しさ。

しかし、日本的述語制を活かす理論と方法ができていない。

陸上リレー、スケートのパシュート、これらは皆、日本的述語制を活かしての勝利へと組み立てられている。他国の主語制ではなし得ないパワーだ。

野球は、もうその世界一水準へきている。

大谷は、ベーブルース水準へと迫っている。イチローに告ぐ、新たなスーパースターの誕生だが、日本が創出した存在である。

 

日本の世界性は、もう確実に露出している。

 

学問で言うと、世界の一流の学者は、日本語をまだ全く学んでいない。多くの外国人や観光客、外国力士など皆、日本語をうまく語っているのに、学者は全く遅れている。日本をばかにしているからだ、寿司やラーメンを食べているだけだ。

デカルトやカントやヘーゲルをルソーをフロイトやマルクス、ニーチェを、さらにはアリストテレスやプラトンを、日本人は学んだ、日本の学者で、フランス語やドイツ語、スペイン語など英語に加えて読めない者はほとんどいない。

だが、欧米のいわゆる一流学者たちは日本語を読めもしない、それはもはや一流ではない。二流、三流学者が日本研究しているだけだ。

述語制日本語を了解していないものは、普遍へともはや近づくことはできない。

ここも、スポーツに遠巻きに作用している。

 

いや、日本の学者たちの多くが、自らの日本言語・技術の述語制に自覚さえない。そこに大きな問題、限界がある。

すると、哲学書や理論書・思想書の邦訳が、ほとんどすべて誤認にまみれていることが露呈する。

それら総体の見直しが要されている。

主客二元論の近代過程そのものの限界が、はっきりしてきた。その近代化実行の役割が終わった。

科学論とて、主客分離の客観的科学としての限界にある。

AIなど、主客分離で絶対的に進歩しえない、実現実行化し得ない。限界だらけになっていこう。

車の自動運転など、述語制科学でない限りあり得ない。

客観情報技術は、外的データの適用をしているだけで、自己言及的動きをまったくし得ない、不良設定環境において事故は確実に起きる。

 

スポーツの本質は身体の述語制の動きにある。ヨーロッパ、ラテンアメリカの選手たちはそれを「主体化」の極限でプレーしている。その究極的限界へ多分きている。

その先は、述語制の動きである。日本が先導的に切り開いていける。

海外からの監督が、日本を対象化し、その述語的特質・特性を見出し活かす上で、主語的な西欧的手法を共存的に作用させる、相反共存の協働がなされると、世界レベルの最高峰へ迫れる。

そのためには、述語制日本語論が、高度な哲学・理論として文化生産されねばならない。そこと並走して行くはずだ。

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